春になるとお店でウサギにエッグの飾り付けを見かけたりしませんか？イースターとよく耳にするものの、そもそも由来や何をするのかも分からず…。そこでイースターについて色々と調べてみました。
２０２３年のイースターはいつ？
２０２３年は４月９日がイースターの日になります。
イースターは固定日ではないため、毎年日程が変わるんですよ！
イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなった後、３日後に復活したことを祝うお祭りがイースター。
毎年、春分の日の後にやってくる最初の満月の次の日曜日と定められているのですが、キリスト教の宗派によってイースターの日が異なります。
イースターではなぜうさぎや卵を飾るの？
イースター＝復活祭
卵から殻を破って誕生する生命＝キリストも死という殻を破ってよみがえってきたという事に見立てているんだとか。うさぎについては、子沢山で生命や繁栄,多産の象徴とされていることから、うさぎ(イースターバニー)が卵(イースターエッグ)を運んでくるというのがシンボルになっています。
イースターの楽しみ方は？
エッグハント
プラスチックの卵に絵を描いたり色付けをして庭や公園などに隠しておき、子供たちが探すという遊び♪
子供たちはパステルカラーの衣装を着てカゴを持ち歩き探した卵をかごに入れていきます。イースターの飾り付けでカゴに入った卵を見かける事があると思いますが、このエッグハントで子供たちが持つカゴを再現しているんです。
海外では大人が卵の中にお菓子を入れて隠し、当日に子供たちと一緒に大人も探したりと町中の大イベントとして楽しんでいるみたいですよ。
エッグレース
スプーンなどに卵をのせて運ぶ速さを競うレースです。このとき卵は生卵ではなくゆで卵にしたりオモチャの卵を使用するのが一般的になってます。
エッグロール
イースターエッグを転がして遊びます。
卵の形や重さによって転がり方が違うので、いろんな形のものや大きさの異なるイースターエッグを使うと面白いですね。
イースターでは何を食べる？
キリスト教の国でイースターはXmasと同じくらい大切なイベントになってます。Xmasにはチキンなどを食べますが、イースターは何を食べるのでしょうか？
宗派によってはイースター前には断食や節食をして、当日に肉や卵を解禁する事から肉料理、卵料理をメインに食卓を彩りますよ♪
イースターで使用する肉は主にラム肉を使うのが一般的です。神の子羊＝イエスキリストを指し平和や純潔を意味します。聖書の様々な場面にも羊が多く登場するなどキリスト教と羊には深い関係があることから、イースターにもラム肉が取り入れられることが多いのです。
ラムロースト
やはりメイン料理はラム肉。お野菜などで彩りながらみんなで一緒に食べると楽しさ倍増ですね。
キッシュ
卵と春野菜を使ったキッシュはイースターの定番料理。
デビルドエッグ
こちらはアメリカのイースターで前菜として食卓に並びます。英語のDevilは悪魔の他に『濃い味、辛いスパイス味』という意味があり、ゆで卵の黄身をくりぬき味つけをした後、再度白身に戻してデコレーションします。
ホットクロスバンズ
イギリスで伝統的なイースター料理といえばこちら。ドライフルーツやオレンジピールなどを生地に練りこみこんがりと焼き上げたパンです。バンズには十字架を作るのが特徴的です。
イースターエッグチョコレート
食後のデザートとして子供たちが楽しみにしているのがエッグチョコ！大きな卵形のチョコレートの中にオモチャなどを入れて、おもいっきり割ってみんなで食べるのですが、日本では中々馴染みがないのでウサギのチョコレートや卵形のチョコレートで楽しむのも気軽に用意できてオススメです。
まとめ
日本でも少しずつ浸透してきているイースター。コロナ禍になって大勢で楽しむということを控えている人でもおうちで楽しめるイベントだと思います♪
飾りつけを楽しむのもワクワクするし、料理が面倒だとしてもホットケーキでウサギ型にしてデコレーションしておやつだけ楽しむのも良し！
ぜひ参考にして楽しんで頂けたらと思います♪
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